抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年を迎えて

日本軍国主義はアメリカの物量に負けたのでなく
     中国人民の戦いに負けたのだ!

 日本軍国主義が中国へ野蛮な侵略戦争を行い、中国人民の戦いに負けて80周年だ。よく日本が負けたのはアメリカの物量に負けたからだといわれるがそれは嘘だ。太平洋戦争で日本が負けたのは中国人民の祖国を守る命をかけた戦いに負けたのだ。武器はアメリカのように進んだものは持っていなかった中国人民の戦いに負けたのだ。以前侵略戦争に兵隊で行った人から聞いた話だが最後は日本軍の風呂番まで中国の八路軍だったと聞いたことがある。
 今日本のマスコミはいつも8月の戦争の話になると日本の兵隊が中国で中国人民を無残に殺し、中国人民の財産を奪い、物を略奪し、婦人に対しては強姦を行い、悪の限りを尽くしてきたこと、南京大虐殺では30万人以上の人々を殺してきたことなどいっさい報道していない。報道するのは原爆の被害、ソ連に抑留されてひどい目にあった話ばかりだ。これでは戦争の真実は伝わらない。日本は卑怯者だと私は思われても仕方がないと思う。日本の侵略がおこなった真実を知り本当に反省してこそ日本の明るい未来が開け、平和を築くことができると思う。
 立派な武器を持っていなかった中国人民が日本の侵略者に勝ったということは貧しい私たちに勇気を与えてくれる。中国人民の抗日戦争勝利80周年、世界の反ファシズム闘争勝利80周年を心からお祝いする! 
                      
田村ヨシ子