中国のカンフーロボットが凄(すご)い!
(働き人のいいぶん2026年2月24日号より)
中国の今年の春(しゅん)節(せつ)は2月15日から23日までで9連休でした。各地で春節の行事が行われました。夜空全体をスクリーンにした壮大なドローンショウ。国営放送CCTVでは、春(しゅん)節(せつ)恒例(こうれい)の特別番組で人型ロボットによる演(えん)武(ぶ)や格闘シーンが放映されました。
その一糸(いっし)乱(みだ)れぬ動き、驚異的な身体能力に、世界中のメディアが感嘆の声を上げました。「ハフポスト」(アメリカ)の見出しは「ロボットが人間を超えた」でした。オリンピックの体操選手並みか、それ以上に精密な動きをするロボットの演(えん)武(ぶ)は圧巻(あっかん)です。スマホかパソコンをお持ちの方は「中国のカンフーロボット」などで検索(けんさく)すると動画を視聴できます。
こういうロボットがすぐ近い将来、私たちの日常生活に登場してくることは間違いないでしょう。いろいろ想像力をかきたてられます。
ロボット

中国の浙江大学の研究開発グループは去年2月、100メートルを10秒で走るロボットをお披露目(ひろめ)しました。ロボットには「ボルト」と名付けられました。(写真)ジャマイカのアスリート、ウサイン・ボルト選手の記録は9・58秒でしたからまだ人間の方が速いですが、いずれ抜かれるでしょう。人間にはできないことができるロボットも登場してくるでしょう。水中での作業、ドローンと一体化しての空中での作業、火の中や放射線の中など危険な環境での作業など、無限の可能性を秘めています。高市首相は所信表明演説で、「技術革新力や労働の効率性などを表す数値は、他国と遜色(そんしょく)ありません。」といいましたが、日本には中国のようなロボットやドローンを作る技術がまだないのは明らかです。10年、20年遅れています。中国の技術力を敵に回すのか?それとも共同開発の道を歩むのか?
それが日本の運命の分かれ道になります。