南京市在住 の吉川淳子さんが、中国の「新京報」という新聞社サイトの3/27付の「自衛隊幹部の中国大使館不法侵入事件」の記事を翻訳して送ってくださいました。以下、ご紹介します。(伊関)
『刃物を所持した自衛隊幹部の中国大使館への強行侵入事件:日本当局への6つの質問』
2026年3月27日 午後12時33分『新京報』公式アカウント
3月27日に東京から配信された新華社通信の報道によると、
3月24日、日本の自衛隊の現役幹部が塀を乗り越えて在日中国大使館に強行侵入し、中国の外交官の殺害を脅迫した。
日本の警察は、同幹部を「建造物侵入」の容疑で逮捕した。
警察の発表によれば、侵入者の氏名は村田晃大、23歳、三等陸尉で、宮崎県内の陸上自衛隊基地に所属している。
侵入時、彼は刃物を所持しており、取り押さえられた後もなお、脅迫的な言動をしていた。
中国外交部の報道官は、
中国側はこの事件に深い衝撃を受けており、日本側に対し厳正な申し入れを行うとともに、強い抗議を表明した
と述べた。
本事件は『外交関係に関するウィーン条約』に対する重大な違反であり、
中国外交官の身の安全と外交施設の安全を深刻に脅やかすもので、その性質は極めて悪質である。
この事件は、日本国内で極右思想やその勢力が猖獗を極め、「新軍国主義」が勢力を拡大して、深刻な問題となっていることをまたも反映している。
同時に、歴史問題や台湾問題など、中日関係の根幹に関わる主要な問題に対する日本政府の誤った政策が、有害な影響を深く及ぼしていることも露呈させた。
さらに、日本側が自衛隊員に対する適切な監督・教育を怠っていること、
中国の大使館、領事館、外交官に対する安全責任を十分に果たしていないことも明らかにした。
本事件の性質が極めて悪質であることに鑑み、日本当局は以下の質問に対し、早急に回答を示すべきである。
1. 現役自衛隊幹部である村田が無断離隊し、遠く離れた所属基地から中国大使館まで移動し、挑発して騒ぎを起こすことができたのはなぜなのか?
この事件は、彼だけの「一匹狼」的行動だったのか、それとも背後に何らかの組織や計画が存在していたのか?
2. 日本メディアの報道によれば、村田は幹部候補生学校を修了したばかりであったという。
近年、侵略戦争の歴史を美化・歪曲する「靖国史観」が、自衛隊内部に深く浸透していることは、これまでのメディア報道で明らかにされている。
極右の反中国論者が頻繁に自衛隊や関連の教育訓練機関の講演に登壇し、隊員たちに「大東亜戦争史観」や「中国脅威論」を植えつけている。
自衛隊幹部出身最多の防衛大学校では、毎年学生たちが百キロを歩いて、靖国神社へ集団参拝するという「慣例」がある。
村田の行動や動機は、自衛隊で受けた歪んだ教育や極右価値観に影響されているのではないか?
3. 歴史上、日本軍人の「暴走」の事件は度々発生した。皇姑屯事件(訳者注:1928年6月4日の張作霖爆殺事件)から九一八事変(1931年の柳条湖事件)、
そして盧溝橋での発砲(1937年7月7日)に至るまで、侵略者日本軍が自ら画策し、事態をエスカレートしてきたのである。
日本は、自らの歴史的罪過について反省し、歴史から教訓を学んだのか?
日本側は自衛隊員の監督と教育を怠っているのではないか?自衛隊への「文民統制」は、すでに効力を失っているのではないのか?
4. 現職の自衛隊幹部が刃物を持って外国大使館に侵入するという、極めて重大な事件の発生後、日本の首相官邸、外務省、防衛省、自衛隊等は、
謝罪や反省を何ら表明していない。口先で「遺憾」と言うだけというのが、政府の責任ある態度なのだろうか?
5. 「新たな軍国主義」が日本国内で勢いを増し、深刻な問題となっている現在、日本当局は軍備拡張、戦争準備をたくらみ、「専守防衛」原則突破をたくらみ、さらには憲法を変えて自衛隊を名実ともに正式な軍隊とするため画策している。こうしたことを通じて周辺諸国に対する敵意をたえず扇動し、
「台湾有事は日本有事」であると騒ぎ立て、排外感情やポピュリズムをかきたてる世論を容認し続けている。
この一連の挙動は人々に「日本当局は自国をどこへ導こうとしているのか?この軍拡と戦争準備への執着はなぜなのか?」という警告を発している。
6. 本件について日本当局は見て見ぬふりを貫き、日本のメディアは、中国に対する敵意を煽り立てる態度とは人が変わったように本件を極力矮小化しようとしている。
適当にごまかしてうやむやにできるとでも思っているのだろうか?
日本側は本件について徹底的な調査を行い、関与した人物を厳正に処罰した上で、中国側、日本国内、国際社会に対し、責任ある説明を行わなければならない。
同時に対中国政策を反省し過ちを正して、根本的にこうした事態が二度と起こらないようにすべきである。
日本自卫官持刀强闯中国使馆事件:六问日本当局
新京报
2026-03-27 12:33新京报社官方账号
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据新华社东京3月27日电 24日,一名日本自卫队现役官员翻墙强行闯入中国驻日使馆,威胁杀害中国外交人员。日本警方以涉嫌“非法侵入建筑物”将其逮捕。据警方披露,强闯者名为村田晃大,现年23岁,三等陆尉,隶属于陆上自卫队位于宫崎县的驻地。此人侵入使馆时随身携带刀具,被制服后还发出恐吓言论。
中国外交部发言人指出,中方对这一事件深感震惊,已向日方严正交涉、提出强烈抗议。有关事件严重违反《维也纳外交关系公约》,严重威胁中方外交人员人身安全和外交设施安全,性质影响极为恶劣。这一事件再次反映出日本国内极右翼思潮和势力十分猖獗,“新型军国主义”成势为患,也暴露日本政府在历史、台湾等涉及中日关系重大核心问题上的错误政策流毒深重,日方对自卫队人员失管失教,未能履行对中国使领馆和外交人员的安保责任。
鉴于此次事件性质极为恶劣,日本当局有必要回答以下问题:
一、村田作为一名现役自卫队官员,如何能擅离岗位,从千里之外的驻地跑到中国使馆寻衅滋事?这一事件究竟是其个人的“独狼”行动,还是背后有组织策划?
二、据日媒报道,村田从培养自卫队官员的相关学校毕业不久。媒体曾披露,近些年,美化和歪曲侵略战争历史的“靖国史观”已严重渗透到自卫队内部。极右反华人士频频现身自卫队及相关培训机构讲堂,灌输“大东亚战争史观”和“中国威胁论”。作为自卫队官员最大来源的防卫大学,其学生每年还有徒步百公里集体参拜靖国神社的“惯例”。村田的行为动机,是否与其在自卫队受到的扭曲教育和极右价值观影响有关?
三、历史上,日本军人“暴走”事件屡屡发生。从皇姑屯事件,到九一八事变,再到卢沟桥的枪声,无一不是侵华日军主动策划并扩大事态。日本到底有没有反省历史罪责、汲取历史教训?日方对自卫队人员是否失管失教,对自卫队的“文官统领”是否已经失效失灵?
四、现役自卫队官员持刀闯入外国使馆,如此严重的事件发生后,日本首相官邸、外务省、防卫省、自卫队等相关机构竟无任何道歉或检讨表态,只空言“遗憾”,这是负责任的表现吗?
五、“新型军国主义”在日本成势为患的当下,日本当局还在蓄意推进扩军备战路线,蓄意突破“专守防卫”原则,甚至策划修宪为自卫队“正名”,并以此不断煽动对周边国家的敌意,鼓噪“台湾有事就是日本有事”,纵容舆论渲染排外情绪与民粹主义。这一系列举动再次警示世人:日本当局到底要把国家带向哪里,扩军备战意欲何为?
六、对于这一事件,日本当局装聋作哑,日本媒体极力淡化,与在渲染煽动对华敌意时的一贯表现判若两人,这难道是要靠敷衍搪塞蒙混过关吗?
日方必须彻查事件,严惩有关人员,向中方、日本国内和国际社会作出负责任的交代,并在对华政策上反思纠错,从根本上杜绝此类事件再次发生。
编辑 李忆林子