鑑真号(3代目)新造披露レセプション盛会裏開催
12/16、神戸港第4突堤に接岸する鑑真号(3代目)の船上で、同船の新造披露レセプションが開催された。

鑑真号、船橋側面に「風月同天」のライトアップ

鑑真号エントランスロビーに「鑑真号」の見事な揮毫

挨拶をされる薛剣総領事(中央)
松浦俊海唐招提寺85世長老 (左)
杭迫晴司(書道家)先生(右)
薛剣総領事は、挨拶で、鑑真和上が苦難を乗り越え唐招提寺を開かれた時から1200年以上に及ぶ日中友好往来の歴史に思いを馳せ、明治以降、日本は「脱亜入欧」の道を進んだことに触れ、どうか日本はアジアに戻って来てほしい、といったことを述べられたのが、私にはとても印象的だった。
松浦俊海長老は、日中の仏教交流のお話しをされた。鑑真和上の御心を現代に受け継ぎ実践されておられるのだと感銘を受けた。
杭迫晴司先生は、「敬隣永安」(薛剣総領事提起のスローガン)を、鑑真号の船上その場で揮毫された。

杭迫晴司先生

杭迫晴司先生揮毫の「敬隣永安」の書を手に記念写真
左から、松浦俊海長老、薛剣総領事、杭迫晴司先生、杜建軍鑑真号船長

恥ずかしながら私(伊関)子供のようにはしゃぐこと斯くの如し
新造・鑑真号は、来春新年度には就航するとのことです。
鑑真和上からの悠久の日中友好往来に思いを馳せ、中国への船旅を満喫したいものです。ではまた、船上でお会いしましょう。
(伊関)