ビックリ!“Ai悟空”との対談

ビックリ!“Ai悟空”との対談
古代甲骨文字から現代最先端科学へ・漢字文明の大河
中国館の醍醐味

4/8、中国館(大阪・関西万博2025)を参観しました。中国駐大阪総領事館広報アドバイザーの万博開幕前見学会の一員としての参加です。

印象的だったのが、Aiの孫悟空(リアル動画映像の“Ai悟空”)との対談です。私が“Ai悟空”に、「DeepSeekショックで明らかなように、中国のAi、先端科学技術は長足の進歩遂げています。私の見るところ日本より20年は進んでいる。なぜ中国は長足の進歩を遂げることができたのか?その要因は?」と問いかけた。すると“Ai悟空”は私の方に向き直ると、「鋭いところを突いてくるな!しかし、20年は言い過ぎだ。」と述べ、国家計画として、長年にわたり巨額の資金(具体的な期間や金額を述べたがメモをしていない)をAi、先端科学技術に投資し、かつ若手人材の育成に注力してきた成果だと表情豊かに私に語った。そのやり取りがよほど可笑しかったのだろう、周囲から笑い声が湧きあがりました。

中国館前で参加者の皆さんと記念写真。前列で「友好」の記念幕(プレゼントで頂いた)を持つのは、案内してくれたコンパニオン(北京外語大学の学生ボランティア)の皆さん。北京外語大学の学生ボランティアの皆さんは、多言語対応で、私は日本語のできる学生さんに案内していただいた。

中国館の外観は「中国の竹簡」をモチーフに、金文、篆書、隷書、行書、楷書の五つの書体を用いて、漢詩や名文から選ばれた119の文が刻まれている。

入口では、ロボットくんのお出迎えを受ける。

エントランスには漢字の滝。甲骨文字から現代漢字まで側壁から床面へ滝のように文字が流れる。

二十四節気グラフィックが次々に現れる。

文化財の展示。展示棚の前面ガラスには3Dグラフィックが装着されており、展示物を360度上下左右裏表すべてを自由自在に見ることができる。しかも、画面を拡大縮小も思いのまま。実物の展示物に触れることなく、手に取るように観察できる。

三星堆遺跡出土品 5000年前

中国各地の民俗・文化の紹介。

背面の古典音楽演奏(映像)に合わせて踊るロボット(前面卓上)。

日中友好交流史名場面の木彫展示の入口。

阿倍仲麻呂。

空海。

藤山愛一郎(右:日航会長・外相)、
稲山 嘉寛 (中右:経団連会長)、
佐伯勇(中左:近鉄会長)を出迎える周恩来総理(左)

ランラン、カンカン

科学技術の進歩は、人類を宇宙へ、

そして、深海へと発展し導く。深海探査船「蛟龍号」

月面土壌のサンプル。同様のカプセルが2つ並列して展示されている。一方が、月の表の土壌、他方が、月の裏側の土壌。

(報告:伊関)