作文コンテスト入選作品4

新疆ツアー第2弾 作文コンテスト入選作品 坂元朋則さん

新疆訪問感想文

第二陣新疆ツアー参加者 坂元朋則

 

私の中国の文芸作品に接したのは中学生の国語教科書に載せられた漢詩がはじめでした。
読む本が少なかったせいか2才年上の姉の高校の国語の教科書も読みました。
そこに魯迅の阿Q正伝の一部がありました。
それを読んでアジア人的共通性と生活している自分の世界と異なった世界を同時に感じました。
それから約70年中国人の作品を読んできました。
毛主席の井崗山闘争の記録、矛盾論、中国革命の戦略と戦術、魯迅の野草題辞、短編小説は愛読書でした。
今回60年ぶりに中国を訪れて、新疆の広い空間とこの時空の中で中国の過去と未来、私個人の過去と未来を旅していると思いました。

この写真は訪問したカシュガル第11小学校で校庭で撮ったものです。
世界の作品があり懐かしく思いました。
私の次女と孫も旅行から帰って、魯迅の「故郷」が話題になりました。
話には中国に対する共通の感覚がありました。
このようにして文学作品が日中両国の理解と世界の人々の理解が拡がることを願います。